特殊配合モルタル航空散布工法
斜面崩壊地に近づける道路が無く資機材搬入、人力施工の不可能な個所に於いて、ヘリコプターにより
MCCフォームメント(航空散布用特殊配合モルタル)を散布し、斜面の安定を図る工法です。
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資材混練 プラント | ヘリポート | 特殊モルタル散布 |
H26.2月工事完了 奈良森林管理署 濁谷治山工事 奈良県吉野郡十津川村 2.4ha
適用箇所
- 石礫、岩屑、岩魂等の堆積地
- 剥離、風化、亀裂の起こっている岩盤斜面
特徴
- 人力施工の不可能な崩壊地の復旧が可能
- 短期間に施工ができるため災害等緊急復旧に適します
- 労働者不足に対応する、省力的な工法です
工法比較
航空散布工法 | 従来工法 | |
施工手順
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ヘリポート、資材置き場整備 ⇓ 材料混練 ⇓ 特殊配合モルタル散布 (ヘリコプター) ⇓ 完成
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モノレール、作業道仮設工事 ⇓ 崩壊地周囲伐採 ⇓ 法切、法面清掃 ⇓ ラス張工 ⇓ 特殊配合モルタル吹付 ⇓ 完成
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工事期間 | 約5日間 | 約60日間 |
施工地0.2haと仮定 実際には従来工法での施工不可
資材
品質、仕様 | 100㎡当り | |
特殊配合モルタル(配合比1:4) |
MCCフォームメント混合液 (航空散布用) |
200㎏ |
MCCフォームメント混合粉 (航空散布用ファイバー+) |
800㎏ | |
計 | 1,000㎏ |
MCCフォームメント航空散布用は本工法用に開発した混合液、混合粉(ファイバー+)です